花咲ガニとは
花咲ガニ
花咲ガニはゆでると真っ赤になりとてもきれいな色になります。
まるで花が咲いているような色合いになるので花咲ガニという名前になったそうです。
(他には花咲港から名前が来ているという説もあります。)
花咲ガニは他のタラバガニやズワイガニなどと比べて流通量が少ないです。
スーパーなどでも見かけないので、食べたことがない方もいらっしゃると思います。
漁獲シーズン
花咲ガニはロシアと北海道で漁獲されます。
漁獲期は釧路で3月から7月、根室で7月から9月となっています。
つまり夏のあいだがシーズンということになります。
花咲ガニはタラバガニ科に属していて、タラバガニと同様に太い足を持っています。
しかし、味はタラバガニよりも濃厚で特徴のある甘みを持っています。
カニ身を味わいたいならオスを購入しましょう。
カニ身はメスよりオスのほうが濃厚で美味しいのです。
しかし、メスには卵があります。
花咲ガニのメスの卵はとてもおいしく通にはたまらない一品になります。
漁獲高がほかのカニに比べてとても少ないので、根室か釧路に行かないと新鮮な花咲ガニを食べることはできません。
夏になると、ツアーが組まれるほどの人気となっています。
花咲ガニの食べかた
ボイルして食べるのが一般的ですが、脚をぶつ切りにして、みそで仕立てた汁に入れた、鉄砲汁が有名です。
これは、まるで脚が鉄砲のような感じでお椀に刺さっているところから名づけられました。
高級品ですが、このカニを夏に楽しみにしている人も多いので、カニ通販のサイトでもすぐに売り切れになってしまいます。
ズワイガニ、タラバガニの本当のおいしさを知ったら次は、花咲ガニにも挑戦してみましょう。
